Treatment
こちらのページではお悩み別に当院で行っている治療を紹介しております。
ご興味のある方は是非、各ページの詳細もご覧ください。
しみとは、一般的に「黒色メラニンが肌に蓄積してしまい、肌に茶色い部分ができてしまうこと」を指します。健康な肌では、ターンオーバーによって、このメラニンの生成と排出のバランスが保たれています。ところが、紫外線を浴び過ぎたり、ターンオーバーのサイクルが乱れたりすると、黒色メラニンの生成と排出のバランスが崩れ、黒色メラニンが表皮に過剰に蓄積されてしまいます。この過剰に蓄積された黒色メラニンが、しみ・そばかすの原因になります。しみの原因のほとんどは紫外線です。一年を通じて日々紫外線対策をする必要があります。
結婚、出産、社会人になる、子供とプールや温泉に行きたいなど様々な理由でタトゥーを消したい人は大勢おられます。消したいけど手術は怖い、範囲が広く大きな傷痕は残したくない、人に知られたくない等のご事情のあるかたにはレーザー除去をお勧めします。
当院ではルビーレーザーを用いて墨汁を使用したタトゥーの除去を主に行っています。タトゥーサイズが5×5c㎡を超えるものや使用されている色素が黒色以外のタトゥー除去は当院ではお受けできません。また同じ黒色でも、墨汁でないタトゥーの除去は墨汁のものに比べかなり治療回数を要します。
まずは医師の診察を受けていただく必要があります。また施術後の処置法は季節によっても異なります。処置法についても詳しくご説明します。
いぼ………年齢を重ねるごとに、顔や手背のシミが増えてきた、だんだんシミが盛り上がってきたのが気になるという方もいるかもしれません。こうした症状は、いわゆる「老人性イボ」で加齢によるものです。老人性イボは脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)といい、老人性疣贅(ゆうぜい)と呼ばれることもあります。一般に「イボ」と呼ばれるものは、ウイルスが原因であることが多いのですが、老人性イボはウイルス感染するものではありません。市販されているイボを取るためのシールや美白剤、飲み薬などは効果がありません。老人性イボができる原因のひとつに紫外線による肌の老化があります。早いと20代頃から発現することもありますが、多くは40代以降で発現し、徐々に増えていきます。普段から紫外線対策をあまりせず日焼けをしてしまうと老人性イボが多発することもあります。老人性色素斑(いわゆるシミ)の段階だとQスイッチルビーレーザーを用いて治療しますが、盛り上がってイボになると削るタイプの炭酸ガスレーザーが必要となります。
ほくろ………ほくろは医学的には「黒子」や「色素性母斑」という良性のできものです。皮膚にはメラノサイトというメラニン色素を作る細胞がいるのですが,そのメラノサイトや,母斑細胞と呼ばれる細胞が増えてできるものです。ほくろには平べったいもの,丸く盛り上がったもの,生まれつきあるもの,大人になってから出てくるもの,いろいろとあります。多くの場合は平坦で茶色〜黒色、時に青い色をしています。ほくろのメラニン産生細胞の数が多いと盛り上がったりすることもあります。一般に「いぼ」と称している無色のものでも、メラニンをあまり含まない細胞が増殖しているものもあり、多種多様です。日焼けやニキビなどの炎症、火傷や外傷など様々な刺激で大きくなることもあります。見えないレベルで存在して、これら炎症を契機に肉眼で見えるようなサイズになることもあります。ほくろは良性、悪性の判断が困難な場合があります。まずは医療機関を受診し、気になるほくろの診察を受けてください。当院では4mm大までのものは炭酸ガスレーザーで除去しますが、それを超えるサイズのものは外科的切除の方が望ましいこともありますので、レーザー除去と外科的切除の両方のご説明をしております。
「確実」に「スピーディー」に永久脱毛できるのは医療レーザー脱毛となります。
レーザー脱毛は照射前・照射後のケアが大切です。カウンセリング時に医師、看護師がわかりやすく丁寧に説明します。また当院では初診時のカウンセリングは必ず医師が行い、施術の前にも必ず医師が診察を行いますので、万が一トラブルが起きた場合もすぐに対応できますので、安心して施術を受けていただけます。
しわ………しわは、皮膚の表面にできる“溝”のことを指します。加齢や紫外線の影響、皮膚の乾燥、喫煙などが原因で、皮膚の弾性や水分保持力が低下することで、肌がたるんでしわができることがあります。また、表情筋の緊張(額、目尻、眉間など)や、睡眠不足、ストレス、喫煙などもしわの原因となります。
たるみ………たるみは、皮膚や筋肉、脂肪組織などの組織が重力の影響によって下に引っ張られて、たるむ状態を指します。加齢によって皮膚や筋肉の弾性が低下したり、過度なダイエットや加齢に伴う体重の減少、ストレスなどが原因で、たるみが生じることがあります。
顔面に見られるしわの種類は、
表皮じわ、真皮じわ、表情じわ、たるみじわの4つがあります。
1. 表皮じわ………表皮(皮膚表面)にできるしわで、「小じわ」「ちりめんじわ」「乾燥しわ」と呼ばれます。目元や目尻に現れることや、若い人の肌にも見られることなどが特徴です。乾燥が主な原因ですが、肌が乾燥すると表皮のターンオーバが乱れ、角質が堆積しやすくなります。また、乾燥がひどくなると表皮の細胞の増殖能が低下し、表皮が薄くなります。こららは小じわの原因となります。その場合は、十分に保湿することで、細いしわは消失します。
2. 真皮じわ………皮層までしわが到達した深いしわのことです。一般的にしわというと、真皮じわのことを指します。
3. 表情じわ………顔の表情は表情筋と言われる筋肉の動きに伴って形成されます。笑ったり、顔をしかめたり、怒ったりすると表情筋が収縮しますが、その際にできるしわがこれに該当します。ボツリヌス療法(ボトックス)で表情筋の動きを和らげることによって、しわの形成を防ぐことが可能ですが、深く刻まれてしまった場合はボツリヌス療法では改善することはできません。
4. たるみじわ………主に加齢に伴ってできるしわを指します。皮膚は、表面から角層(角質層)、表皮、真皮、そして皮下組織(主に皮下脂肪)から構成されています。真皮は水分やヒアルロン酸などからなるゲル状の基質の中に、膠原線維(コラーゲン線維)、弾性線維(エラスチンなど)が存在してできています。これらの存在によって肌の張り(瑞々しさ)が保たれています。真皮は加齢とともに徐々に薄くなり、シワを生じます。また、体重減少(過度なダイエットや老化による体重減少)によってもたるみじわは形成されます。
しわが形成される原因はたるみの原因にもなります。普段からできるしわ対策としては紫外線対策、保湿になります。
当院ではしわに対して様々な治療法をご提案しています。
お気軽にご相談ください。
年齢によってニキビができる原因は異なります。例えば、思春期に増加する男性ホルモン「アンドロゲン」には、皮脂の分泌を高める性質があり、思春期にニキビの発生が多いのは、この影響と考えられます。また、社会人になった頃のニキビの原因としては、もともと脂性肌だったり、糖分・油分の多い食生活やアルコール多飲、ストレスの増加、睡眠不足などがあります。これらによってホルモン分泌の異常や皮脂分泌の促進につながり、ニキビの発生や悪化の原因となります。
ニキビ治療は薬を適切に使用することが大切ですが、日常生活で改善できることを一つずつやっていくことも非常に重要です。また、治療を継続することで、ニキビができにくい肌を保つことが予防にもなります。
ニキビは毛穴にできる疾患といわれます。
ニキビができる原因は大きく分けて、毛穴の閉塞、皮脂の過剰な分泌、アクネ菌の増殖の3つがあります。
肌は、約6週間のサイクルで角質がはがれおちて新しい皮膚細胞に生まれ変わる「ターンオーバー」を繰り返しています。
通常、皮脂は毛穴から汗とともに排出されますが、ターンオーバーがうまくいかない場合、毛穴の角質が厚くなり、毛穴の出口が塞がれ、皮脂が詰まってしまいます。
触ると少し肌がザラザラした状態となり、コメド(白ニキビ、黒ニキビ)と呼ばれます。
そうすると、皮脂が大好物の「アクネ菌」が過剰に増殖し、炎症が起こり、赤くなります。これが赤ニキビです。
さらに周りの組織にまで炎症が広がり、黄色い膿をもつ状態になることもあります(化膿したニキビ)。やがて炎症が治ると、赤みが残ることがありますが、時間の経過とともに消えていくことが多いです。一方で炎症が強く、炎症が長期にわたって繰り返されると「ニキビ痕」になることもあり、ニキビ痕は一度できると治療が困難となります。
当院では金属アレルギーを起こしにくいとされる純チタン製、また最近ではチタンアレルギーの方も増えていることからプラスチック製のファーストピアスを用意しています。
ピアスホールの化膿、ただれなどのトラブルも珍しくありません。ピアス穴あけは医療機関でされることをお勧めします。
男性型脱毛症(AGA)は、前頭部から少しずつ髪の毛が薄くなっていく「M型」や、頭頂部を中心に髪の毛が薄くなっていく「O型」が多くみられるのが特徴です。AGAは20歳代以降に発症するケースが一般的ですが、10歳代、遅い場合は50歳代で発症するケースもみられます。
まず前頭部と頭頂部の髪の毛が産毛になり、額の生え際が後退して頭頂部の髪の毛が薄くなってしまうのがAGAの症状です。進行性の脱毛症であるため時間をかけて少しずつ薄毛が進んでいきます。したがって、AGAを発症した場合は何らかの治療を施さない限り薄毛が進行し、最終的には、前頭部から頭頂部にかけて髪の毛がない状態になります。近年様々な研究が進み、有効な治療方法が登場しています。日本皮膚科学会の男性型脱毛症診療ガイドラインではフィナステリドやデュタステリドという内服治療薬、さらにミノキシジルを含有したローションが推奨されています。
当院でもフィナステリド、デュタステリドを取り扱っています。フィナステリドとデュタステリド内服薬の処方は自費診療となり、健康保険が使えません。また、医師の処方が必要な薬剤です。肝臓の機能が悪いと処方できないこともありますので、まずは皮膚科専門医に相談することが大切です。
JR「防府」駅からタクシーで約5分
「石ヶ口」バス停下車。
目の前にクリニックがあります。
県道185号線を向島方面に向かって進み、警察署、市役所を通過し、
さらに桑山中学校の交差点を直進すると左手に見えてきます。
50台駐車可能な駐車場を完備しています。
©倉田皮ふ科・乳腺科