湿疹、皮膚炎、水いぼ、水虫や巻き爪など日常よく遭遇する疾患から熱傷(やけど)や多汗症、皮膚腫瘍までさまざまな皮膚疾患に適切な診断と治療を行います。皮膚腫瘍切除や巻き爪、粉瘤などの外科的な処置は当院外科医師と連携を取りながら対応しています。多汗症にはボツリヌス療法も行なっています。皮膚のトラブルは当院へお気軽にご相談ください。
一般皮膚科で診療している主な疾患
皮膚を拡大し光の乱反射を軽減することにより、皮膚の良性・悪性を判断することができます。
紫外線療法とは、紫外線の「免疫の働きを弱める作用」や「皮膚に色をつける作用」などを利用した治療法です。痛みもなく紫外線を照射するだけで治療を行えます。
現在、保険適応となっている疾患は、尋常製乾癬、尋常性白斑、掌蹠膿疱症、アトピー性皮膚炎です。背中や肘の皮膚が赤く乾燥している、色が白く抜けている、アトピー性皮膚炎がなかなか改善しないなどあれば、諦めないで相談してみてください。
足の第1趾(親指)爪によくみられます。爪が内側の変形し、皮膚に食い込み痛みを生じることがあります。当院では爪の切り方の指導をはじめ、巻き爪クリップによる治療を行なっています。感染を起こしている場合や歩行困難になるほど痛みが強い場合には外科的治療が必要となることがあります。
帯状疱疹は80歳までに約3人に一人がかかる身近な病気です。帯状疱疹は「みずぼうそう(水痘)」にかかったことのある人がなる病気で、水ぶくれを伴う赤い発疹が体の左右どちらかに帯状に出ます。チクチク、ピリピリと強い痛みを伴うことが多く、発疹が治っても何ヶ月も不快な痛みが続くこともあります。当院では、50歳以上の方に勧められているワクチンの摂取が可能です。帯状疱疹の発症を予防する、または発症しても軽症ですませるためにも接種をお勧めします。任意接種となりますので、費用は自己負担となります。